テンションを上げる曲①
こう見えても昔はうるさいわちゃわちゃした音楽を演っていた。
19んぐらいの時かな。地元の沖縄で。
仲間とコピーバンドやってて、とにかくライブハウスに来る
外人のお客さんをどう盛り上げるかしか頭になかった。
もちろん日本人も聴いてはくれるしノってくれる。
でも奴らが大人数で飛び跳ねた時は床の揺れがハンパない(笑)
それがちょっと快感だったのかもしれない。
全くノーコンセプトのやりたい放題だったな。
しかも外人は気質が荒いというか良い意味でストレートに感情を表す。
ライブ中に喧嘩とか起きるのもふつーだし、
お世話になってたライブハウスのスタッフさん達が止めに入って
そのまま「帰れ」と外へつまみ出す光景もあるある。
そん時にコピーもしててヘビロテで聴いてたのがこれ。
正直歌詞は和訳で読んだぐらいで政治的な何かを言ってんだなぐらいだったけど、
意味とかわからなくても全く問題にならないぐらい最高にカッコ良かった。
ボーカルのパンチの効いた下品な歌声と、
一回聴いたら口ずさむリフとトリッキーなソロ。
しゃんしゃんやかましいドラム。
うねりながら心臓に迫ってくるベース。
どのパートも隅々まで聴いて口ずさめるぐらいだ。
興奮してくるから寝る前は聴いちゃいけねー(笑)
営業マン時代に飛び込みで門を叩く前に必ず聴いて、
落ち込んだ時に聴いて、酒飲むときも聴いて。
何度もこの曲にパワーもらってきた。
俺も人にパワー与えられる歌を、もっともっと届けたいな。